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それでも僕は
第12章 12※





(うわっ…本当に格好良い…)
予想通り南先輩と執事服は合っていてる、南先輩は僕達に気付いて近付いて来る。
「よく来たね、宗田くん、小谷くん」
僕と正臣くんににっこり笑顔を向ける南先輩。僕と正臣くんはあまりにキレイな南先輩の笑顔に顔を赤くしてしまう。
「宗田くんと小谷くんはふたりで文化祭回ってるんだ?」
「はい、そうです」
「仲良いんだね」
僕と正臣くんを微笑ましそうに見る南先輩の視線は柔らかい。南先輩は僕と正臣くんにメニューを渡す。
「ご注文は…」
「僕はコーヒーとBLTサンドをお願いします」
「お、俺はミルクティーとスコーンを…」
「かしこまりました」
南先輩は僕達から注文を受け取ると厨房に戻った。
「……正臣くんと南先輩って」
「………遥ちゃんが風邪で休んでいる時にミナミちゃんに色々助けてもらったんだよ」
どうやら南先輩と正臣くんは僕の知らない間に親しくなっていたらしい。南先輩と正臣くんが僕の知らないところで仲良くしていたことを考えるともやっとする。
「お待たせ」
南先輩がコーヒーとBLTサンドを僕に、正臣くんにミルクティーとスコーンを配膳する。
「じゃあふたりとも、ゆっくりして行ってね」
南先輩は僕達が注文したものを配膳して、すぐに接客に戻って行った。南先輩は相変わらず忙しそうに接客している。僕と正臣くんは昼食を取りながら、南先輩を視線で追った。南先輩の暖かい笑みを見ていると心が安らぐ、正臣くんも僕の同じなのか、普段ふざけているような顔ではなく、緩んだ顔をしれいる。人たらしな南先輩はバスケ部でも先輩後輩問わずにみんなから好かれている。今まで僕は南先輩に群がる人は違い、南先輩とは同じ部活の先輩後輩の距離を保っていた。だけどは今は南先輩とはただの部活の先輩後輩以上の関係になりたいと強く思った。






早めの昼食を終え、南先輩のクラスを出て、ミスコンの準備する。
「ぷっ…ははは…遥ちゃん、可愛い~」
女物のピンクの浴衣着て、化粧をしている僕を見て大爆笑する正臣くん。何が面白いのか分からない僕は腹を抱えて笑う正臣くんに呆然とする。大山さんは爆笑する正臣くんに憮然とした表情うを向けた。
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