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それでも僕は
第13章 13★




「はぁはぁ…」
ケイは息を切らしながら潤んだ瞳で俺を見上げる。ケイは壁に手をついて立ち上がろうとするが腰が抜けているせいで立ち上がれない。
「悪い…」
足から力が抜けて立ち上がれないケイに俺は慌てて謝り手を貸す。
「おっと…」 
「ご、ごめん…」
ケイは俺の手を取って立ち上がるが、足からガクッと力が抜け、俺のほうに倒れ込む。俺のせいで腰が抜けた状態になったのに謝るケイに胸が痛い。
「いや、俺のほうこそ久しぶりで抑えられなくてごめん」
俺はケイを横抱きでベッドまで運ぶ。
「もう歩けるから降ろしてよ、重いだろ?」
「むしろ軽すぎ」
ケイを横抱きで抱えて始めて気付いたが、またケイの体重が軽くなっている。もう少しケイの体調に気遣わないと…。俺はそう自分を戒めた。俺はケイをリビングのソファーに降ろす。
「ご飯作るから待ってろ」
俺はキッチンに向かい夕食の準備を始める。久しぶりということでケイの好物を作ろうと意気込み冷蔵庫を開けた。







「……ケ、ケイ…?」
夕食を食べ終え、部屋に行くとケイに押し倒された。ケイは俺の上に跨がるとニコッと笑った。
「ゆう…」
「んっ…ケイ…」
ケイはいきなり俺にキスをする、俺は戸惑いながらもケイのキスにうっとりする。
「ケイ…どうしたんだ?」
「……ゆうと最近一緒にいれなかったから…今日はゆうを独占させて?」
「……うん…良いよ、好きにして」
俺を独占したいって言うケイ、普段ケイを独りにしていることに罪悪感を抱いた俺はケイの好きにさせることにした。
「んっ…ふっ…」
ケイは俺の頬を手で包みキスをする。ケイが自分からキスしてくれることに言葉にできない喜びを感じる。
「ゆう、口開けて」
俺はケイの言う通りに口を開ける、ケイは嬉々と俺の咥内に舌を捩じ込み、俺の舌を絡め取った。
「ふっ…んっ…」
部屋の中に水音が響く。ケイに舌を絡め取られ、愛撫され俺の下半身が熱くなる。ケイの足が俺の中心に当たる。ケイのキスに感じて中心を固くしているきとがケイにバレないか冷や冷やする。
「……俺のキス、気持ち良かった?」
「これは…その…」
ケイに中心を固くなっていることがバレ、俺はごもごもと言い訳を重ねる。
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