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それでも僕は
第14章 14★



俺が男のソレに触れるまで、男は自分が感じていることに気付いていなかったらしい。
「そろそろイッても良いぞ」
「あッ…や、やだ…あんッ…くッ…んんッ…へ、変に…なる…ッ…お、おかしく…なるッ!!」
「変になりたかったんだろ?おかしくなりたかったんだろう?」
俺の言葉に男の目から涙が零れる。
「も、もっと…激しくシて…」
俺は男の望む通り腰の動きを早めた。






「……大丈夫か?」
「あぁ…」
俺はぐったりしている男に声を掛ける。俺は男が狂いそうになるくらい激しく抱いた。
「……気は晴れたか?」
「あぁ…一応」
余計なお世話かと思ったが、男は律儀に答えてくれた。俺は精液まみれになった男の身体を濡れたタオルでキレイに拭いた。奥さんと何があったかは知らないが少しでも前を向いてくれた良いな…。
「……ねぇ、また僕の相手してくれる?」
俺が金を茶色い封筒を受け取ろうとすると男が封筒を掴んだ俺の腕の手首を掴んだ。
「別に構わないけど?」
俺が首を傾げ答えると男は掴んでいた腕を離した。俺は男の態度に違和感を覚えつつもホテルを出た。







「はぁはぁ…」
あのあと数人の男を相手した俺は肩で息をしながら帰路に着いていた。いくら体力に自信があるとはいえ、1日に4人も相手するのはキツい。けどそれくらいしないと間に合わないかもしれない。もし、間に合わなかったらこの行為自体が無意味になる。何がなんでもケイには幸せになってほしい。そのためなら俺はどうなっても構わない。






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