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それでも僕は
第16章 16※



そんな味気ない生活を送っているせいか溜まりに溜まった俺は欲を発散させる相手を探しハッテン場に足を運んだ。
「黒崎いないな…」
一夜を共にする相手を探しているはずなのにいつのまにか黒崎を探していることに気付いた俺は苦笑する。俺はもういっそのこと開き直って黒崎を探し始める。しばらくすると黒いYシャツにスラックスの茶髪の美男子を発見する。俺は口元を綻ばせなながらその美男子に近付く。
「久しぶり、黒崎」
約1週間ぶりに黒崎と会う。すでに客の相手をした後なのか、ふらふらの黒崎は俺に虚ろな目を向けた。
「……ずいぶんふらふらだけど、今日はもうおしまいか?」
俺はふらふらの黒崎を引き寄せる、立つのも辛いのか、黒崎は俺に身体を預ける。
「……良いぜ、今日も相手してよ」
やっぱり何か焦っているのか黒崎はすでに息も絶え絶えなのに俺の誘いに応じた。俺はふらふらの黒崎を引き連れ、前と同じラブホに向かった。
「んッ…」
部屋に入ると俺は黒崎にキスをする、すでに消耗している黒崎は俺の強引なキスに涙目になる、黒崎の足から力が抜ける、俺より身長が高いせいで黒崎は膝立ちしたまま咥内を貪られる。黒崎は涙を流しながら首を掴んでいる俺の手首を掴む。
「ゲホッゲホッ…」
長いキスから解放された黒崎は仰向けになりながら咳き込みながら酸素を取り込む。俺は屈んで黒崎の口から零れている唾液を拭う。
「……ベッドに行こうか?」
俺は黒崎に肩を貸してベッドまで運ぶ、俺が黒崎をベッドに寝かせると黒いYシャツのボタンを外す。
「ま、待って…おい、待って…言って…」
黒崎は慌ててYシャツを脱がせようとする俺を止めようとするが俺は黒崎の制止を無視して黒崎のYシャツのボタンを外す。黒崎の躰を見て俺は顔をしかめた。
「……ずいぶん厄介な客に捕まったみたいだな」
キスマークだらけの躰を見られた黒崎は唇を噛む。俺はスラックスとボクサーパンツも脱がせて黒崎を一糸纏わぬ姿にする。足の付け根まで隙間なく付いているキスマークに、前の客がどれだけ黒崎のことを執着しているか分かる。黒崎に執着する気持ちは良く分かる、黒崎は人を魅了する人たらしの気質がある。
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