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水沢夏希27歳、開花
第2章 面白いお店
和食屋を出て少し歩くと「あ、ここのビルの中のお店だよ」と雑居ビルの前で桜木が立ち止まる。
なんとなく外観もおしゃれな新しいお店かとおもっていた夏希の予想と違ってかなり古そうなビルだった。
4人でエレベーターに乗り5階でおりる。
「ここだよ」
桜木が指差した重厚な雰囲気の黒い扉には金色で「戯」の文字。
「何て読むんですか?たわむれ?」
その怪しい雰囲気にさっきまでとは違う意味でドキドキしながら夏希が黒岩に聞く。
「正解!ちょっとマニアックだけど楽しいお店だから大丈夫だよ」
黒岩があの優しい笑顔で夏希の背中にそっと手を添える。
体が触れるのは初めてだが、その動作が自然だったので夏希は全然気にならなかった。
なんとなく外観もおしゃれな新しいお店かとおもっていた夏希の予想と違ってかなり古そうなビルだった。
4人でエレベーターに乗り5階でおりる。
「ここだよ」
桜木が指差した重厚な雰囲気の黒い扉には金色で「戯」の文字。
「何て読むんですか?たわむれ?」
その怪しい雰囲気にさっきまでとは違う意味でドキドキしながら夏希が黒岩に聞く。
「正解!ちょっとマニアックだけど楽しいお店だから大丈夫だよ」
黒岩があの優しい笑顔で夏希の背中にそっと手を添える。
体が触れるのは初めてだが、その動作が自然だったので夏希は全然気にならなかった。