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水沢夏希27歳、開花
第3章 始まりの夜

10戸しかないマンションとは思えない広々したエントランスホールで桜木が駐車場から戻って来るのを待ち、エレベーターで3階に上がる。
「こっちが俺の部屋でそっちが黒岩の部屋、3階に住んでるのは、俺達だけ」
エレベーターを降りると、桜木が指差しながら説明する。
桜木と黒岩のふたりでマンションの3階を独占しているみたいだ。
「とりあえず、俺の部屋で……シャンパン冷やしてるから……」
桜木が最初に部屋に入って照明をつけ、3人を手招きする。
梨香と黒岩が慣れた感じで先に入り、夏希は「お邪魔します」と言いながら最後に入る。
「こっちが俺の部屋でそっちが黒岩の部屋、3階に住んでるのは、俺達だけ」
エレベーターを降りると、桜木が指差しながら説明する。
桜木と黒岩のふたりでマンションの3階を独占しているみたいだ。
「とりあえず、俺の部屋で……シャンパン冷やしてるから……」
桜木が最初に部屋に入って照明をつけ、3人を手招きする。
梨香と黒岩が慣れた感じで先に入り、夏希は「お邪魔します」と言いながら最後に入る。

