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第15章 不思議な味

ジンジンと股間へ襲って来る快感が怖くて脚を閉じそうになるとノアの膝が私の脚に割って入り強引に脚を開かせる。


「あぁ…あーっ…、あぁん…。」


ノアの指先が蕾を転がすたびに身体が悶えて畝り、甘えた歓喜の声が漏れる。


「あんっ…あんっ…あっ…。」


股間で動く指先のリズムに合わせて喘ぐ。

勝手に腰が揺れて、お腹の奥へと波が上がって来る感覚がする。


「ああっ…やっ…。」


再び脚を閉じようとすれば、キュッとノアの指先が乳首を痛いくらいに抓る。


「脚…、開けって…。」


意地悪に笑う声…。


「あんっ…だって…、あぁんっ…。」

「咲都子のまんこがトロトロに溶けてる。」

「あーっあーっ…。」


アクメに達した身体が柔らかなベッドでガクンと跳ねる。

それに合わせたようにノアの指先の力が弱まり、ゆっくりとソフトに私の股間を撫で回す。


「んあっ…イッちゃったから…。」

「まだ…、今度はこっちでイカせてやるから…。」


ノアの指先は愛液が溢れた蜜壷へと移動する。


「やっ！待って…、やだっ！」


そこは怖いの…。

あれから、自分ですら触れない場所…。

あの日の激痛を思い出すだけで全身が強張る。


「咲都子…、俺を見ろ…。」


赤い炎が私の瞳を覗き込む。


「ノア…。」


目に浮かぶ涙をノアが口付けで拭う。


「力を抜いて…、俺を信用しろ。」


ノアが笑ってる。

ただ怖くてノアの首に腕を巻き付けてしがみつく。

私の体内へノアの指が挿って来る。

それは、ゆっくりと…。

私を傷付けないようにと指の腹が優しく肉壁を撫でながら、身体の奥へ奥へと挿り込む。