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籠の中の天使
第15章 不思議な味
よく見れば、ノアはもうビンテージジーンズに黒いTシャツという普段着に着替えてる。
「今、何時…。」
「もう朝の10時…。」
「もう、そんな時間なの?」
自分でも驚いた。
朝はいつも5時には目が覚める。
覚めるというよりも、頭の中の何処かで5時だと感じて起きるという感覚を毎日繰り返してた。
今朝はそんな感覚が全くなく、頭の何処かがスッキリとしてて自分でもしっかりと眠れたのだと納得する。
「腹は減ってないか?」
私のお腹の辺りを触りながらノアが聞いて来る。
起きたばかりで身体が活動をしてないからか、まだお腹が空いてるという感覚がない。
「んー…。」
考えてるとノアの手がお腹から胸の方へと移動する。
「ちょ…。」
「早く腹が空くように運動させてやる。」
夕べ、着せられたダボダボのシャツの上からノアの手がサワサワと私の胸をまさぐり出す。
「やんっ!」
「朝からエロい顔の咲都子…。」
我慢しないと言うノアは容赦なくシャツのボタンを外して私のおっぱいを揉みしだく。
「んん…、んふぅ…。」
ノアの指先が固くなる乳頭へ触れるたびに悦びを含む熱い吐息が込み上げる。
緩やかにベッドへ寝かされて、ボタンが外れたシャツの前が肌蹴ればノアがおっぱいの先へと口付ける。
「あっ…。」
舌先で乳首が転がされるたびに快感がお腹の方へと押し寄せる。
ノアの手がお腹を撫でながら、ゆっくりと焦らすように私の股間へと降りてく。
「脚…、開け…。」
ノアの声がお腹へ響く。
言われるがままに脚を開く。
陰毛を避けた指先が恥部へと侵入し、敏感な蕾の周りで円を描くように動き出す。