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籠の中の天使
第17章 スタートライン
そこからノアはリビングで筋トレをしてからランニングに行く。
ランニングのついでにコンビニに行き朝ご飯を買って来る。
ノアが戻って来てシャワーを浴びる間に私はノアの朝食になるプロテインジュースを作ったり自分用のトーストを焼く。
2人で朝食を食べながら今日の予定を決める。
「今日は何をしたい?」
いつもノアが私にそう聞いて来るけど何をすればいいかわからない私が予定を決めた事は一度も無い。
「ノア…、大学には行かないの?」
私のせいで行けないのかもしれないと思うと不安になる。
「あー…。年内まで休みにしてある。単位は問題が無いし…。」
「本当に?」
「年内まではアメフト部の扱いなんだよ。」
嫌そうな顔をされると、それ以上は聞けなくなる。
沈黙する私の身体を引き寄せてノアが頭にキスをする。
「咲都子がやりたい事をやるって言ったろ?早く答えないと1日中、ベッドに放り込むけど…。」
私の耳を軽く噛むノアが囁くだけで胸の鼓動が早くなる。
「待って…。」
「待たない…。」
ブラウス越しなのに、ノアの指先は簡単に私のブラのホックを外しちゃう。
時々、ノアは強引にエッチな事をする。
「や…、ノア…。」
ブラウスのボタンが1つづつ外されてノアの指先がブラジャーを持ち上げれば、上向きにツンと腫れ上がる小さな乳首が薄いブラウスに透けて見える。
「咲都子は…、何がしたい?」
首筋を舐めながらブラウス越しにノアの指先が乳首を転がす。
「んんっ…、んぁ…。」
感じさせられた瞬間から私の頭は考える事すら出来なくなる。
「お願…い…。」
待って欲しいと思うのに…。
乳首を転がす手とは違う手が汗ばむパンストを撫でながら短いスカートを捲って来る。