この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きっかけは十人十色
第7章 運命の日曜日
「今もだけど、転びそうになって抱き止められた時も触られて嫌じゃなかったの。それだけ言っておきたくて。色々言ったけど、その…っくしゅっ」
木山さんは咄嗟に俺の胸に手を押し当てて距離を空けて、顔を横に向けた。
「…ごめんなさい、失礼しました。せっかくの雰囲気が台無し」
「全然気にしなくていいよ。…夜風で冷えたかな」
「っふ、あははは…。柴崎さん、絶対残念って思ってるのに。全然って、ふふっ…。あー、おかしい…」
フォローしたのに、お見通しか。
まぁ、おかげで理性は取り戻せた。
木山さんはひとしきり笑ってしばらく肩を揺らしていたが、再び俺に向き直った。
「ごめんね、ぐだぐだになっちゃって。…私で良かったら、よろしくお願いします」
そう言って綺麗な笑顔を向けてくれた。
「こちらこそ。俺で良ければ」
綺麗な笑顔のまま、コクンと頷いてくれた。
「ね、キスしていい?」
「…聞かないでよ」
途端に恥ずかしそうにするものだから、華奢な肩を抱き寄せて唇を覆った。
柔らかい唇に軽く口づけて、角度を変えて少し長めに。
「…んっ…ぁ」
苦しくなったのか、若干の隙間から切なげに息が漏れた。
/173ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ