この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きっかけは十人十色
第9章 デートのお誘い
『もしもし?』
「あ、俺…。櫂です。今大丈夫?」
『うん、大丈夫。どうしたの?』
「あのさ、今度の土日、どっちでもいいんだけど良かったら出掛けない?もちろん都合悪かったら教えて」
『ちょっと待ってね』
受話器越しにごそごそと何かを探る音が聞こえて、それからパラパラと紙を捲る音がした。どうやらスケジュール帳を見ているらしい。
『…ごめんね、お待たせ。土曜の午後なら大丈夫』
「あー、良かったぁ…」
『ふふっ』
俺の脱力感が伝わったのか、笑われてしまった。
…ここは気を取り直して。
「誘っておいて申し訳ないんだけど、週末天気が微妙みたいなんだ。だから屋内なら雨の心配はないかなと思って。どうかな?」
『あ、じゃあ私観たい映画があるの!洋画なんだけど』
「もしかしてCMで話題になってるやつ?」
『そう、泣けるラブストーリーって…でもデートで観るものじゃないよね』
「いや、俺も気になってたから。観ようよ」
『え、いいの?』
/173ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ