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透明な炎
第5章 の
「誰が?」
「だから、奥さん・・・」
ハッキリと私の方に向き直って
ジッと私の目を見る。
「お前、午後の予定は?」
午後?
急に話が変わって頭が回らない。
「午後の予定だよ」
「えっと。会議の議事録を起こす、よ?」
「それ上にいつ提出?」
「今日の帰りまで」
「会議、録画してある?」
「うん・・・」
何?武藤このプロジェクトに関わってないよね?
「その録画クラウドに落として。午後半休とって。上には議事録は明日の朝イチで出すって報告しとけ」
「は?」
「後で手伝ってやるから。一緒に帰るぞ」
私は訳も分からないうちに武藤と半休の手続きをとっていた―――
「だから、奥さん・・・」
ハッキリと私の方に向き直って
ジッと私の目を見る。
「お前、午後の予定は?」
午後?
急に話が変わって頭が回らない。
「午後の予定だよ」
「えっと。会議の議事録を起こす、よ?」
「それ上にいつ提出?」
「今日の帰りまで」
「会議、録画してある?」
「うん・・・」
何?武藤このプロジェクトに関わってないよね?
「その録画クラウドに落として。午後半休とって。上には議事録は明日の朝イチで出すって報告しとけ」
「は?」
「後で手伝ってやるから。一緒に帰るぞ」
私は訳も分からないうちに武藤と半休の手続きをとっていた―――