この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
透明な炎
第6章 お
少しゆっくりしたら、午前中の会議の議事録を作るぞ。って言い出すんだろう。

私を女の子として可愛がるだけの付き合いにはしないで
きっと対等に仕事の話もして、対等に飲んで
「私」を尊重してくれるような気がする。

ずっとずっと、頼れる同僚で
これからの恋人になる人。

「ねぇ。午前中の議事録、武藤が作ってよ」
「おまっ、さっそく甘えるなよ!」

眉間にしわを寄せるけど

「ったく。あらかた作ってやるから最終チェックはしろよ?
俺は会議に出てないから空気感とかわからないからな?」

なんて起き上った。
私も一緒に作ろうと起き上ると

「もう少し寝とけ。無理させた自覚はある」

なんてやっぱり甘やかす。

「ありがと」
そうニヤニヤすれば
「今日だけだからな!」
と照れ隠しに怒ったふりをする。

お互いに知り尽くした同僚だ。
お互いの言葉にしない気持ちは分かりあえる。

「大好き」
「俺も大好き」

キスをしてキスをして、キスをして。

今日から私の恋心に色のついた、消えない炎が灯った―――

You have ignited the flames of my love that were until now unrealized.



END****


/38ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ