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第1章 1st 美月と朝陽

甘く、あまく、甘く。

どこまでも堕ちてみよう。



きっとそこに、答えがあるから。




「んぁ…っふぅ、んやあ、アっ」


降り注ぐ愛撫を受けて、息が上がっていく。
優しい手つきで執拗に撫でられて、どこまでも高まる。

肌と肌が触れ合うたびに、高鳴る胸に気づかないふりはもうできない。

大きな手で撫でられた場所が全て、性感帯になっていくようで。


ーーーこんなに優しいsexする人だったかな。


「んンンッ！ハう…っャ、ーー、きもちぃ…」
「正直だね。感じやすいのも変わらないね。」
「っ！ふぁ、そこで、喋らないでぇ…っ」

胸の頂きを舌でチロチロと弄びながら紡がれる言葉。
朝陽の右手は、すでに蜜が溢れて止まらない蜜壺に伸びていく。


「いっかい、イッておこうか。ほぐしてあげる。」

「ーーーっゃっあああああアンっ！！」

溢れた蜜を纏った綺麗な指が、抵抗もなく、蜜壺に沈んでいった。