この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セックス要員制度
第1章 A商事株式会社
「では、みなさん、それぞれの部屋に入ってください」
午前9時半、3人女子は、さっそく、セックス要員の仕事を始めた。
セックス要員の業務は、文字通り、セックスをすることである。

部屋は、8階建て本社ビルの5階フロアを改造して作った。
1フロアを3室に分けてあり、それぞれの部屋は、ベッドと居間とお風呂とトイレのセットになっている。もちろん、室内の音はいっさい外に漏れない。
ふんだんに使われた鏡、さまざまなエログッズなど、セックスに必要なものは、ほとんどそろっている。

むつみ・あさみ・ともみが、各部屋に入り、スタンバイ。服を全脱ぎし、すっ裸になって待機した。

5階フロアのエレベーターは、しかし数分間、何の反応も示さなかった。
いや、男子社員たちは、もちろん女子とセックスしたいに決まってる。しかも、リアルにお金を支払わずに女子とセックスができるのである。給料から差し引かれることも、ない。それなのに、なぜ?
じつは、男子社員の多くが、性欲が減退していた。この会社は、いわゆるブラック企業。みな、疲れ切っていたのだ。
それに、セックスの相手は、同じ会社の社員である。バツが悪いなあという感じだ。

9時38分、しかしついにエレベーターの扉が開いた。
出てきたのは、35歳の男子社員。第3営業課所属の、ヒロシである。
しかし、ヒロシの歩き方がおかしい。前屈みになっている。
そう、ヒロシのズボンの股間は、激しく突っ張っていたのだ。

3室に分かれる道の分岐点に、机が置いてあり、その上にパネル。
むつみ・あさみ・ともみの顔写真と特色が掲載され、好みの女子にタッチすると、機械音声で案内してくれる。
<ともみ、Iカップ>
ヒロシは、そこに目が釘付けになる。
「Iカップ…、うへえー?」
ヒロシは、大の巨乳好き男子だ。あまりにも巨乳好きすぎて、女子を選り好みしてしまい、35歳のいまだに童貞であった。<初体験は、巨乳の女子と>という強い願望を持っていた。

ヒロシは、もちろん、ともみの顔写真に触れていた。
/3ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ