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とにかく明るい彼女達
第3章 とにかく明るい後輩
今日の体育館掃除当番は我がバスケ部
そこで掃除を賭けて
フリースロー対決をしたものの
なんと僕が最下位…
よって一人でモップ掛けをしていると
「…すいませーん」
チアリーディング部の女の子…一年生かな…が来た
「今日はチア部は休みでしょ?」
「そーなんですけど、自主練したくて来ました。隅っこ使わせてもらっていいですか?あ、もちろん掃除して帰りますから」
「ああ、いいよ」
「ありがとうございます!」
そう言うと
彼女は体育館の隅に座り込みスマホを観ながら小さく体を動かし始めた
振りの確認でもしてるのかな…

「…よし…あの、音出していいですか?」
「どうぞ」
僕がモップから片手を挙げて答えると
彼女がスマホの音量を上げたのか音楽が流れ始めた
チア部が最近練習している曲だな…
今度は立ち上がって振りを合わせているようだ

バスケの練習中もこの曲にノるとドリブルも調子が良いし、モップ掛けも捗るなぁ
…っと、音が止まった
見ると彼女は首を傾げてしゃがみ込みスマホをタップしている
そして立ち上がると
曲は頭から始まり
彼女も始めから踊りはじめた


曲にノッてモップを滑らせていると
また音が止まり
彼女が首を傾げてスマホをタップ

そしてまた同じ所で曲が止まる

「どうしたの?」
堪らず声をかけた
「それが…途中から合わなくなるんです…」
「どれ?見てみようか?」
「あっ、お願いできますか?」
僕はモップを置いて彼女の所へ向かい、スマホを受け取った
「いくよ」
スマホをタップし
再生させた動画と彼女の踊りを見比べる…確かにどこかおかしな感じがする…
「あれっ?ズレてる…もう一回…」
「はいっ!」
「…おっ…あーなるほど…分かった」
「ホントですか?」
「ああ、ココで一歩前に出て右足を上げるんだけど、ほら、元々上げている右足をさらに上げながら、左足で前に出てる」
「あーそうですね」
「ここでキミは右足を前に踏み出してから、足を上げるからワンテンポおくれるんだよ」
「なるほど…ちょっとやってみるので見ててください」
「うん、いくよ、スタート」
動画と彼女を見比べていると
さっきのポイントを修正して上手く揃った
「いいよ、その調子」

けどまだ違和感があるような
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