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教えて、あなたのキモチ
第3章 思いがけぬ再会

翌日。
―ピンポーン
チャイムを鳴らした後、すぐにドアが開いた。
「…久しぶり」
「どーぞ。入れよ」
「…お邪魔します」
軽く息を吸ってから玄関に足を踏み入れた。
テーブルを挟んで斜め向かいに座る。
「何か飲む?」
「いい、要らない。東口前のスタバで飲んできたから」
「あ、そ」
どこか素っ気ない返事。
私と目を合わせようとしないし。
自分から話があるって言ったんだから切り出してよ。
内心でフゥ、と溜め息をつくと、私から話を振った。
「話って?」
「……」
「ねぇ、聞いてるんだけど」
まだ答えない。
急かしてもだめなら待つのみ。
しばらくして―…
「…可愛げないよな、お前って」
「え?」
「会いたい時に会いたいって言わない。甘えてこない。最初こそ顔は可愛いと思ったけど、今は咲楽の方が万倍可愛い」
(―サクラ?)
「気づかなかった?俺が浮気してたこと」
「……」
「物分かりがよくて助かったけど」
―ピンポーン
チャイムを鳴らした後、すぐにドアが開いた。
「…久しぶり」
「どーぞ。入れよ」
「…お邪魔します」
軽く息を吸ってから玄関に足を踏み入れた。
テーブルを挟んで斜め向かいに座る。
「何か飲む?」
「いい、要らない。東口前のスタバで飲んできたから」
「あ、そ」
どこか素っ気ない返事。
私と目を合わせようとしないし。
自分から話があるって言ったんだから切り出してよ。
内心でフゥ、と溜め息をつくと、私から話を振った。
「話って?」
「……」
「ねぇ、聞いてるんだけど」
まだ答えない。
急かしてもだめなら待つのみ。
しばらくして―…
「…可愛げないよな、お前って」
「え?」
「会いたい時に会いたいって言わない。甘えてこない。最初こそ顔は可愛いと思ったけど、今は咲楽の方が万倍可愛い」
(―サクラ?)
「気づかなかった?俺が浮気してたこと」
「……」
「物分かりがよくて助かったけど」

