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社長秘書結衣、秘密の羞恥接待
第7章 お遊び、3回目
奥様でもない……桐嶋さんでもない……誰?

結衣がまた混乱しそうになったとき、すぐ後ろから女性が結衣に声をかける。

「ふふ……私よ、わ・た・し……わかるでしょう?」

もちろんわかる……間違えるはずがない……大学でも職場でも先輩、就職を世話してくれた恩人でもある森崎茜の声だった。

「えっ、茜先輩? 実家に戻っているはずじゃあ……」

「ごめんね……あれは嘘なの……結衣ちゃんを仲間にするための嘘……ほんとにごめんね……」

茜の声は、全然悪いと思っていないようにしか聞こえない。
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