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第11章 カップル達のクリスマス

和也は綾との初めてのクリスマスだった事もあり初日は水族館…翌日はイルミネーションと2人で予定を立ててホテルに泊まる…プレゼントも用意したが出費に負担が大きい…アルバイトもして居ないので和也は貯金を少し崩して2、3回サッカーの試合を見に行ける金額と数万円で資金を段取りして金の割り振りをした…

クリスマス前日…

和也は携帯をハンズフリーで綾と会話していた…

和也「……それでさぁ…明日は10時に駅で良い？」

綾「うん……大丈夫！駅のロータリーで待ってるね？和也君は車？」

和也「うん…じゃあ10時に…」

綾「うふふ…凄く楽しみ…」

和也「クス…じゃあおやすみ！」

綾「おやすみなさい…」

クリスマス当日…

和也は普段と変わらず起きてシャワーを浴びて朝食を簡単にトーストとヨーグルトで済ませてコートを羽織り外に出て近くのレンタカー屋さんで予約してある車に乗り一度マンションに戻りプレゼントなどを持って車を走らせ予約してあるホテルに事情を話しプレゼントを預かってもらい約束の駅まで綾を迎えに行く…

余裕をもって出たので十分前に着いた…周りを見てもまだ綾の姿は無かったので車の中でLINEで綾に自分の現在地を教えてしばらく携帯を触っていると…

携帯の着信で名前に綾と出ているのでタップする外を見て綾の姿が見えて携帯で話しながら誘導して綾を車に乗せる…

和也「綾…今日の服可愛いね？」

綾「！クス…ありがとう！水族館！凄い楽しみ…」

和也「昼飯どうする？やっぱり水族館の中で食べる？途中…どこか寄ってもいいけど？」

綾「水族館で食べよう？なんかショーみたいなのあるらしいからそれみたいし…」

和也「OK！じゃあ行くか…」

和也は車をゆっくり走らせロータリーから出てしばらく走りドライブスルーのあるコーヒーショップで飲み物を買って目的地まで1時間ぐらいのドライブ中に綾との会話を楽しみ水族館に着いて綾の手を取って水族館の中を周る前に先に昼食を食べる事にして2人はフードコートで適当に済ませて水族館をゆっくり周りショーも見て楽しみ夕方車で今日宿泊するホテルに向かっていた…

年末年始を実家でお互い過ごす為この２日間が終わると綾とは新年の初詣まで会うことが出来ない…