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昴の大学生活
第16章 プロポーズ…
数ヶ月前…

昴は卒論を仕上げる為朝からずっとパソコンに向かっている…就職先も決まり大学在学中に必要な単位ももうほぼ取り終わった…

この論文の提出でオールクリア…

桜は院に進む時に昴の大学を受験して今まで通っていた大学から大学院受験をクリアして今は昴と同じ大学に通っていた…

2人の付き合いは周りからベストカップルと言われるくらいになっている…桜は昴と付き合い始めてどんどん綺麗になっていた…

同棲こそしてはいないが…お互いの部屋で過ごす事も多くなって先に就職する事になった昴は大学卒業時に桜にプロポーズするつもりでいる…

桜以上に毎日抱きたいと思う女はもう居ないだろうと思うし何より一緒にいて邪魔にならない事も大きい…

それに大学院に残して自分が就職することで周りから余計な邪魔をされたくは無い…

昴が付き合っている事を知ってもいい寄って来る女は未だに後を絶たないが…それは桜にも言える…とは言え流石に表だって言う人間はいないが純子から雅司を通じてそう言う話が何度か自分に教えてくれる事があるが表面上は適当に聞き流していた…

三年に上がる時には桜と結婚するつもりで行動していたが桜は勿論周りも全く知らない…

和也と雅司もそれぞれ彼女と付き合いが続いている…後輩の圭司も同様に…

パソコンの画面を閉じて昴は携帯を取り…ある店に電話を入れ…それが出来た事を知ると…

昴「…はい…あっ…じゃ…明日取りに行きますので…はい…ありがとうございます…」

昴はプロポーズする場所はもう決まっていて既にホテルも予約済みで桜にも場所こそ言って居ないが泊まりで遊びに行く事は伝えてある…

就職先も希望通りに決まっている…外資系企業で金融関係の会社だ…基本的な会話が英語だったが元々得意だった事もあり会話自体に苦労する事はなかったが試験と面接が超難関だと有名だったらしい…

何故か受かってしまった…両親にその報告をした時には…

母「!!えっ?うそ!ホント?」

昴「クスクス…うん…」

母「きゃー!昴!凄い!ちょっと待って…」

父を呼ぶ母に苦笑して電話口に出た父が珍しく…

父「昴!おめでとう!頑張った甲斐があったな!就職祝いに車買ってやるから好きなの選べ!」

なんて言っていたが自分で買うからいらないと言って…結婚したい子がいる事を伝えてそれに協力をお願いした…
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