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サイドストーリー10
第3章 約束のピンキーリング

そう言って滅多に笑わない橋本くんが苦笑いをした。
「じゃぁ、今日夜にでもあってみるわ」
「お願いします」
彼氏のことを他の人に「お願い」されるなんて彼女失格だな。
「えっと、橋本くんは岡本主任と・・・」
「同期なんです」
同期なんだ!
方や経営管理部のプロジェクトの中心を担う岡本くんと、経理で主任試験の話もない橋本くん。
うっかりすると同期だとは見過ごしてしまう。
それでもこんな風に同期を気遣う。
出世街道から遅れようと、乗っていなかろうと、この会社にいるのは伊達じゃないのね。
やるな、人事部。
「岡本くんの件はお任せください。
今日の午後イチに企画のプロジェクトで予算案の変更会議があります。おそらく増額の稟議書を提出しますのでご検討ください」
「それとこれとは別問題です」
冗談でもなく、笑うでもなく、ビジネスライクの顔をして
挨拶もそこそこに経理に帰っていった。
やるな!人事部!
END***
「じゃぁ、今日夜にでもあってみるわ」
「お願いします」
彼氏のことを他の人に「お願い」されるなんて彼女失格だな。
「えっと、橋本くんは岡本主任と・・・」
「同期なんです」
同期なんだ!
方や経営管理部のプロジェクトの中心を担う岡本くんと、経理で主任試験の話もない橋本くん。
うっかりすると同期だとは見過ごしてしまう。
それでもこんな風に同期を気遣う。
出世街道から遅れようと、乗っていなかろうと、この会社にいるのは伊達じゃないのね。
やるな、人事部。
「岡本くんの件はお任せください。
今日の午後イチに企画のプロジェクトで予算案の変更会議があります。おそらく増額の稟議書を提出しますのでご検討ください」
「それとこれとは別問題です」
冗談でもなく、笑うでもなく、ビジネスライクの顔をして
挨拶もそこそこに経理に帰っていった。
やるな!人事部!
END***

