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blossom
第8章 Love7:嫉妬する男
翌朝は夫より早く起きた。
クリームを塗ったおかげか、見えるところはだいぶ目立たなくなっていた。見えないところは…色が少し紫がかってきて、さらに濃くみえるところもある。特に乳房と内ももは到底薄まりそうにない。
まさか夫から誘われるなんて、思ってもみなかった。もしかしたら、あれは夢だったのではないか?
首筋にファンデーションを塗ると何も無かったように消えてくれて、ほっとした。キッチンで朝食の支度を始めるといつもよりだいぶ早く夫が起きてきた。
「おはよう、早いね?」
「パパもいつもより早くない?早く行くの?」
「いや、いつも通りだよ」
コーヒーを入れに私のそばに来ると、私の髪を持ち上げて自分の鼻に近づけた。こんなことをされたのは初めてだった。
「なに…どうしたの…」
すぐ後ろにいる夫に振り向くことができない。きっと私は動揺を隠せないから。
「ママ、最近変わったよね?」
「そんなことないよ」
「前とシャンプー変えたでしょ?これいいね」
「あっ…うん、変えた変えた。そう?よかった」
髪を触り続ける夫によって片側に髪をまとめられると、うなじから首筋、襟足と丸見えになってしまった。
Tシャツと背中の境目あたりだろうか…夫の息がかかった。すぐそこに顔があると分かる熱さだった。
クリームを塗ったおかげか、見えるところはだいぶ目立たなくなっていた。見えないところは…色が少し紫がかってきて、さらに濃くみえるところもある。特に乳房と内ももは到底薄まりそうにない。
まさか夫から誘われるなんて、思ってもみなかった。もしかしたら、あれは夢だったのではないか?
首筋にファンデーションを塗ると何も無かったように消えてくれて、ほっとした。キッチンで朝食の支度を始めるといつもよりだいぶ早く夫が起きてきた。
「おはよう、早いね?」
「パパもいつもより早くない?早く行くの?」
「いや、いつも通りだよ」
コーヒーを入れに私のそばに来ると、私の髪を持ち上げて自分の鼻に近づけた。こんなことをされたのは初めてだった。
「なに…どうしたの…」
すぐ後ろにいる夫に振り向くことができない。きっと私は動揺を隠せないから。
「ママ、最近変わったよね?」
「そんなことないよ」
「前とシャンプー変えたでしょ?これいいね」
「あっ…うん、変えた変えた。そう?よかった」
髪を触り続ける夫によって片側に髪をまとめられると、うなじから首筋、襟足と丸見えになってしまった。
Tシャツと背中の境目あたりだろうか…夫の息がかかった。すぐそこに顔があると分かる熱さだった。