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blossom
第10章 Love9:触れる男
ふと冴島さんの声が聞きたくなった。まだ燻っているムラムラがそうさせるのかもしれない。
車に乗って一呼吸してから、登録した番号をタップした。
トゥルルル…トゥルルル…
2回鳴ったところでコールを止めた。
だって、冴島さんが出たところで何を話そうというのだろう。仕事中かもしれないのに。
「はぁ…」
意図せず、ため息が漏れてしまう。
スカートの中に手を入れて、じっとりと湿ったままのショーツを触る。
「セックスしたい…」
口に出してみると、クリトリスがジーンとした。
「クリトリス、いっぱい舐めて欲しい…」
冴島さんの顔にまたがったときの景色を思い出す。
きっと今悪い奴に襲われたら、嬉しくて腰を振ってしまうかもしれない。
カウンセラーの言葉を思い出す。
(被害者が出る前に自分で…)
「よし、帰ろ!」
実家に向かって車を出発させた。
一瞬山根くんのことも過ぎったけれど、きっと彼のセックスじゃ、この気持ちは治まらない気がしていた。
冴島さんの言っていた、複数に舐められることを想像する。そんな一線を超える私のこと、冴島さんは嫌わないだろうか…。
これまでの人生で一番気持ちよくしてくれたのは冴島さんだから、離したくない。出来ることならずっと続いていきたい。
夫との夫婦生活に期待ができない分を、冴島さんに埋めて欲しい。
その夜、シャワーをクリトリスに当てて、生まれて初めて自慰をした。
車に乗って一呼吸してから、登録した番号をタップした。
トゥルルル…トゥルルル…
2回鳴ったところでコールを止めた。
だって、冴島さんが出たところで何を話そうというのだろう。仕事中かもしれないのに。
「はぁ…」
意図せず、ため息が漏れてしまう。
スカートの中に手を入れて、じっとりと湿ったままのショーツを触る。
「セックスしたい…」
口に出してみると、クリトリスがジーンとした。
「クリトリス、いっぱい舐めて欲しい…」
冴島さんの顔にまたがったときの景色を思い出す。
きっと今悪い奴に襲われたら、嬉しくて腰を振ってしまうかもしれない。
カウンセラーの言葉を思い出す。
(被害者が出る前に自分で…)
「よし、帰ろ!」
実家に向かって車を出発させた。
一瞬山根くんのことも過ぎったけれど、きっと彼のセックスじゃ、この気持ちは治まらない気がしていた。
冴島さんの言っていた、複数に舐められることを想像する。そんな一線を超える私のこと、冴島さんは嫌わないだろうか…。
これまでの人生で一番気持ちよくしてくれたのは冴島さんだから、離したくない。出来ることならずっと続いていきたい。
夫との夫婦生活に期待ができない分を、冴島さんに埋めて欲しい。
その夜、シャワーをクリトリスに当てて、生まれて初めて自慰をした。