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blossom
第10章 Love9:触れる男
結局男は射精することなく終わって、エンドロールが流れた。そして、まるで何も無かったかのように、それぞれ別の出口から出た。


湿ったショーツを履いたままコーヒーショップに入り、すぐにカウンセラーにメッセージを送った。

[ 映画見てたら痴漢にあったよ。3回?4回?とにかくイカされたー!]

[ またやってる…懲りない人だね]

[ 自分でするのの参考になったかも]

[ なるべくなら危ないことはしないで、自分で欲求不満を軽くするようにしなさい。]

[ はーい]

[ バレないようにするのは興奮した?]

[ してしまった。指だけであんなになるとは。その人にエロいねって言われたよ笑]

[ 声は我慢できたの?]

[ できたよ、多分ね。ああー、逆にムラムラが増してるしてる気がする。]

[ 次の被害者がでないように、さっさとオナニーしなさい]

[ え?被害者は私じゃないの?]

[ 4回もイッたくせに笑]

[ 失礼しました]


痴漢にあって気持ちよくなってしまったことを、こんな風に笑い話で話せるのが嬉しい。カウンセラーと知り合ってからの私は、それまでの私とは別人のようだと思う。いや、私という器の中に元々隠していたものが表面にでてきたということだろう。


私はこんなにエロくて、自分に正直な人間だったんだなぁ。
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