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blossom
第11章 Love10:そそる男
優しく髪を撫でる指に時折力が入っている。
何度往復させただろうか、先程のように顎が痛くなる前に、また先がパツンと張りを増した。握っている手に感じる硬さも、冴島さんの射精がまもなくであろうことを知らせてくれているようだった。
ワクワクしていた。
冴島さんの一部を私の中に取り込める喜び。
「さくらさん…もう…出そうです…」
返事の代わりに更に奥まで咥えこんだ。噦きそうになることすら、嬉しかった。
太ももに置いていた私の左手に冴島さんの右手が重なり、握りしめられた。
「いい…ですか…イキます……ぅっ………」
そのまま飲み込まないように気をつけて、冴島さんの精子を口の中に受け止めた。脈打ちながら排出されるその全てを。
とろみのあるその液体を舌で味わう。
「ほら、吐き出して」
テーブルの下にあったティッシュを何枚か取って、私の口の前に寄せた。
イヤ、と首を横に振る私。
「さくらさん」
冴島さんの目を見つめながら、全てを喉の奥に飲み込んだ。
「はぁ…はぁ…」
「ほら、これ飲んで」
裸のままで冷蔵庫の中から炭酸水のボトルを取り出すと、蓋を開けて渡してくれた。
再びイヤ、と顔を背ける。
「さくらさん、飲んでくれないとさすがにキスできないよ」
(それは困る…)
差し出された炭酸水をしぶしぶごくんと飲み込んだ。
何度往復させただろうか、先程のように顎が痛くなる前に、また先がパツンと張りを増した。握っている手に感じる硬さも、冴島さんの射精がまもなくであろうことを知らせてくれているようだった。
ワクワクしていた。
冴島さんの一部を私の中に取り込める喜び。
「さくらさん…もう…出そうです…」
返事の代わりに更に奥まで咥えこんだ。噦きそうになることすら、嬉しかった。
太ももに置いていた私の左手に冴島さんの右手が重なり、握りしめられた。
「いい…ですか…イキます……ぅっ………」
そのまま飲み込まないように気をつけて、冴島さんの精子を口の中に受け止めた。脈打ちながら排出されるその全てを。
とろみのあるその液体を舌で味わう。
「ほら、吐き出して」
テーブルの下にあったティッシュを何枚か取って、私の口の前に寄せた。
イヤ、と首を横に振る私。
「さくらさん」
冴島さんの目を見つめながら、全てを喉の奥に飲み込んだ。
「はぁ…はぁ…」
「ほら、これ飲んで」
裸のままで冷蔵庫の中から炭酸水のボトルを取り出すと、蓋を開けて渡してくれた。
再びイヤ、と顔を背ける。
「さくらさん、飲んでくれないとさすがにキスできないよ」
(それは困る…)
差し出された炭酸水をしぶしぶごくんと飲み込んだ。