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第12章 Love１１：共有する男

冴島さんと繋がっているところに、ショウタの顔が近づいていくのが分かった。予感したことが的中したら…怖くなって腰が逃げると、冴島さんの腕が胸の下に回されて身体がピッタリとくっついた。

「はぁあっ…ぅんっ…きもちぃ…んぐぅっ…」

深く繋がった奥をグッグッグッとリズミカルに突かれると、顎が上がってまた身体が反り始めてしまう。冴島さんが耳たぶに歯を立てながら、優しく囁いた。

「さくらさん、大好きですよ」


冴島さんの舌に触れたくて、何とか首を曲げて振り向こうとした。抱きつくことはできないのでその腰を後ろ手に掴んだ。

「わ……わたっ…」

ショウタの指に開かれて剥き出しになったクリトリスに唇が触れ、私も大好きだと伝えることは出来なかった。

「クリもビンビン。でっかくなってきてる…」

ジュジュッ…ジュププッ…と、音を立てて吸われたクリトリスは、簡単にイッてしまいそうになる。気づけばショウタの頭に手を置いていた。

冴島さんの動きが変わった。
私の腰もそれに反応してうねる。

「あぁ…締めつけすごい…」
冴島さんのおちんちんが更に硬さを増したのを感じ、気持ちよくできているのが嬉しかった。

「……すごぃ…あぁあ…ああっ…ああああ！！」

ショウタの髪を掴み、冴島さんのお尻に爪を立てながら身体が硬直していた。