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blossom
第14章 Love13:待つ男
連れてこられた場所は、木がたくさん生えていて、公園の中からも外からも見えづらい場所だった。
木の葉が降る雨を弱めてくれた分、佐野くんの息遣いがよく聞こえてくる。でも、合間にブツブツとしゃべってる言葉まではよく聞き取れない。
「桂木さん、好きっすよね、これ」
髪を掴まれて顔を股間に押しつけられる。もうあの恐ろしいほどの大きさになってる…
「おっばい揺らして喜びますよね」
泥だらけの手で佐野くんの太ももを押して、顔を離そうとしても、到底かなわない。グリグリと野球のバットのように硬くなったものに何度も私の顔を押しつける。
「佐野くんっやめてっ」
「もう入れたいんすか?ホント好きっすね」
片方の口の端をくいっとあげて笑った。でも目は私をじっと見据えたまま、瞬きもしない。
全身の毛穴がぶぁっと開くような感覚。
(逃げなきゃっ)
こんなときに足も手もいうことを聞かない。ガタガタと震えるばかりだった。
地面に倒された私の上に佐野くんがのしかかってきた。押し退けようとなんとか突っ張った右手は、いとも簡単にはずされ掴みあげられてしまう。
分厚い大きな手がカットソーを引っぱりあげてブラごと胸を揉みはじめると、もう覚悟を決めるしかないのかという思いがうっすら浮かびはじめた。
木の葉が降る雨を弱めてくれた分、佐野くんの息遣いがよく聞こえてくる。でも、合間にブツブツとしゃべってる言葉まではよく聞き取れない。
「桂木さん、好きっすよね、これ」
髪を掴まれて顔を股間に押しつけられる。もうあの恐ろしいほどの大きさになってる…
「おっばい揺らして喜びますよね」
泥だらけの手で佐野くんの太ももを押して、顔を離そうとしても、到底かなわない。グリグリと野球のバットのように硬くなったものに何度も私の顔を押しつける。
「佐野くんっやめてっ」
「もう入れたいんすか?ホント好きっすね」
片方の口の端をくいっとあげて笑った。でも目は私をじっと見据えたまま、瞬きもしない。
全身の毛穴がぶぁっと開くような感覚。
(逃げなきゃっ)
こんなときに足も手もいうことを聞かない。ガタガタと震えるばかりだった。
地面に倒された私の上に佐野くんがのしかかってきた。押し退けようとなんとか突っ張った右手は、いとも簡単にはずされ掴みあげられてしまう。
分厚い大きな手がカットソーを引っぱりあげてブラごと胸を揉みはじめると、もう覚悟を決めるしかないのかという思いがうっすら浮かびはじめた。