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blossom
第16章 Love15:焦らす男
(乳首を舐められただけでこんなに気持ちがいいなんて…)

でも刺激に飢えた乳首はそれだけじゃ到底満足できそうもなかった。


「もっとして…乳首吸って…」
涼くんの唇に乳首を触れさせるだけのつもりが、押しつけてしまう。

「乳首だけでいいの?こっちは?」

涼くんの指先がショーツに当たった。

「はぅんっ」
涼くんに倒れかかりそうになってしまう。

「触って欲しいよ…そこも」

「脱いで見せてよ」

涼くんの目の前で、ショーツに手をかけて膝まで下ろす。

「もしかして、すごく濡れてない?」

「恥ずかしい…」

「ほら全部脱いで、見せてみて」

お尻をついてショーツを脱いだ。ショーツを丸めて隠そうとすると、ベッドの上に出すように言われる。

「ちゃんと濡れてるとこ開いてみせてよ」

身体ではなくて、ショーツを見せろと言うのだ。

身体のあちこちを撫でながらも、肝心なところに触れてくれない涼くん。もしかしたら見せたら触ってくれるのかもしれないと期待して、ショーツを開いてみせた。

「色変わっちゃって、こんなに濡らしたの?」

もう涼くんの目を見ていられない。

「どうされたらこんなに濡れたんだっけ?」

「乳首を…触られて…摘まれて…舌で…」

答えてる途中で、乳首をちゅっと吸われ、ビクンと大きく反応してしまう。

「舌で?」
乳首を軽く歯で挟みながら、涼くんが更に尋ねてくると、熱い息と舌の感触にまた感じてしまう。
半開きの口からヨダレを垂らしそうになっていた。
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