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第16章 Love１５：焦らす男

「はぁんっ」
（叩かれて気持ちいいなんて、これじゃまるで…）

涼くんにお尻を向けて、四つん這いになる。

「どうするんだったっけ？」

「えぇ…？」

「指で広げるんでしょ？」

顔をベッドに伏せて、両手で恥ずかしいところを開いた。

「ちゃんとお願いして」

「おちんちん入れて…」

「いいよ」
涼くんはそう言って私の腰に手を添えると、おちんちんをあてがってくれた。

（くる…）

しかし、チュブ…と音を立てて先が潜り込もうとしたのは、お尻の穴だった。

「いやぁっ…そこじゃないぃっ…」

「ヒクヒク誘ってくるからさ。それにバイブ入れたんでしょ？処女じゃないじゃん」

「そこはダメだってばっ」

あははと愉快そうに笑いながらも、ちゃんと止めてくれた。
「じゃ、どこ？」

「……」

「ヌルヌルすぎて入っちゃいそうだなぁ」
急かすようにまたお尻でチュブチュブと音をさせ始める。


「お願い、おっ…おまんこにっ、入れて」
指で開いてそうお願いするだけで、興奮して呼吸が乱れてしまう。

崩れ落ちそうに深くまで届いてしまうのは、開いているせいだろうか。

高くあげたお尻を掴まれて突かれると、ゴツゴツと音がしそうな程に奥の壁をノックされている感じがする。

「ぉくっ…すごぃっ……まっ…て……そこ…」

ベチッ
「ぁふっ…んっ…」

指はその役割を忘れ去り、お尻に爪を食い込ませて快感に耐えていた。