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blossom
第16章 Love15:焦らす男
「シャワー浴びるでしょ?」
「……そ…だね…」
重たい身体で起き上がり、何か羽織るものは無いかと探すけれど近くにはない。
「今更」
と涼くんに笑われ、裸のままシャワーへ向かうことにする。
「っあっ…」
立ち上がると、太ももを垂れる感覚。
「俺の精子?見せてよ」
ソファに足を上げるように言われ、流れ出ていく様子を見られてしまう。
「いいね、これ、もっと垂らして」
よく分からないけれど、くっとそこに力を入れると中からまた絞り出されるようにドロッと流れ出た。
「いい経験させてもらったわー」
私のお尻を揉みながらそんなことを言っていた。
シャワーを浴びて部屋に戻り、涼くんに見られながら服を着る。
「行こうか」
肩を抱かれて、心が一瞬重くなる。
(友達…だったのに…)
駅までの道、空間を埋めるようにたくさん話した。
テニスのインストラクターをしているらしく、細身の筋肉質に納得がいった。確かに腕の筋肉の筋もセクシーだった。
別れ際、涼くんはごめんねと言った。
何に対しての謝罪なのかは分からなかったけど、私も同じ言葉を返して別れた。
極上の絶頂の陰で、唯一の拠り所が失われてしまうのではないかと心は少し沈んでいた。
「……そ…だね…」
重たい身体で起き上がり、何か羽織るものは無いかと探すけれど近くにはない。
「今更」
と涼くんに笑われ、裸のままシャワーへ向かうことにする。
「っあっ…」
立ち上がると、太ももを垂れる感覚。
「俺の精子?見せてよ」
ソファに足を上げるように言われ、流れ出ていく様子を見られてしまう。
「いいね、これ、もっと垂らして」
よく分からないけれど、くっとそこに力を入れると中からまた絞り出されるようにドロッと流れ出た。
「いい経験させてもらったわー」
私のお尻を揉みながらそんなことを言っていた。
シャワーを浴びて部屋に戻り、涼くんに見られながら服を着る。
「行こうか」
肩を抱かれて、心が一瞬重くなる。
(友達…だったのに…)
駅までの道、空間を埋めるようにたくさん話した。
テニスのインストラクターをしているらしく、細身の筋肉質に納得がいった。確かに腕の筋肉の筋もセクシーだった。
別れ際、涼くんはごめんねと言った。
何に対しての謝罪なのかは分からなかったけど、私も同じ言葉を返して別れた。
極上の絶頂の陰で、唯一の拠り所が失われてしまうのではないかと心は少し沈んでいた。