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blossom
第19章 Love18:見られた男
「私…冴島さんと会ったら、多分…」
(舐められたり、もしかしたらその先も…)
「はぁ…そうだよね…そうなんだよ…分かってるんだよ。想像しただけで、心臓が潰れそうに痛いんだ。」
私の太ももに顔を擦り付けながら、絞り出すように言葉を発する。
「だけど…誰かに…冴島に…アソコを舐められて、さくらがどんな顔をするのか………見たくて見たくて…堪らないんだ…」
夫の髪を撫でると、うっとりしたような表情で私を見上げてきた。
「分かった。冴島さんと会うよ。」
驚いた顔をした夫に、もう一言付け加えた。
「でも、佐野くんに襲われてるときに助けてくれなかったことは、やっぱり…悲しい。」
「ごめんね…ママ…本当にごめんなさい。もうママを誰かに傷つけさせるようなことはしないから。」
私は夫の性癖を受け入れることにした。
夫の目の前で冴島さんに電話をかける。
三回目のコールで冴島さんの声が聞こえた。
「遅くにごめんなさい…今大丈夫ですか?」
[ もちろん。ご主人は?大丈夫なの?]
「今日は泊まり勤務で」
[ 久しぶりにさくらさんの声が聞けて嬉しいな]
「昼間は連絡できなくて、ごめんなさい」
[ こちらこそ、急にごめんね。やっと仕事が落ち着きそうで、居てもたってもいられなくてね。]
夫は眉間に皺を寄せて、じっと私の方を見つめている。
「また会えますか?」
その言葉に一瞬目を閉じた夫は、また目を見開いて私を見た。
(舐められたり、もしかしたらその先も…)
「はぁ…そうだよね…そうなんだよ…分かってるんだよ。想像しただけで、心臓が潰れそうに痛いんだ。」
私の太ももに顔を擦り付けながら、絞り出すように言葉を発する。
「だけど…誰かに…冴島に…アソコを舐められて、さくらがどんな顔をするのか………見たくて見たくて…堪らないんだ…」
夫の髪を撫でると、うっとりしたような表情で私を見上げてきた。
「分かった。冴島さんと会うよ。」
驚いた顔をした夫に、もう一言付け加えた。
「でも、佐野くんに襲われてるときに助けてくれなかったことは、やっぱり…悲しい。」
「ごめんね…ママ…本当にごめんなさい。もうママを誰かに傷つけさせるようなことはしないから。」
私は夫の性癖を受け入れることにした。
夫の目の前で冴島さんに電話をかける。
三回目のコールで冴島さんの声が聞こえた。
「遅くにごめんなさい…今大丈夫ですか?」
[ もちろん。ご主人は?大丈夫なの?]
「今日は泊まり勤務で」
[ 久しぶりにさくらさんの声が聞けて嬉しいな]
「昼間は連絡できなくて、ごめんなさい」
[ こちらこそ、急にごめんね。やっと仕事が落ち着きそうで、居てもたってもいられなくてね。]
夫は眉間に皺を寄せて、じっと私の方を見つめている。
「また会えますか?」
その言葉に一瞬目を閉じた夫は、また目を見開いて私を見た。