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blossom
第20章 Love19:狂わせる男
「さくらが着けたのはコレだった?」
プラプラと夫の手にぶら下がっていたのは、あの日涼くんに付けられたものによく似ていた。ガーターベルトのように見えて、股の部分にバイブを固定するような器具がついているあれだ。
「パパ…見てたの?」
「ってことは、当たりだね?」
しかし夫が持っているのは、あの時のものと少し違って、あちこちにチェーンの飾りがついていたけれど、もはやそんなことはどうでもよかった。
私がそれを着けられていたことを、知る術なんてないはずなのに…
「やめて…パパ…話を…」
夫の手にはグロテスクな形をしたバイブが握られていた。男性器を模した形の先端に透明な液体をトロリと垂らした。
ヌルッという感触。
バイブが刺され、クリトリスにも冷たい何かが当てられた。
結ばれている両手を夫の方に伸ばして懇願する。
「お願い…拓人さん。話を聞いて…」
「いいよ、聞くよ。いくらでも。」
グググ…とベルトが締められ、根元まで飲み込んでしまったままバイブを固定された。
ブ…ブ…と小さな音をさせて、私の中が震えだした。夫が更に弄ると、クリトリスまでもが震えてしまう。
「ぁ…だめ……こんな…パパ……」
「さくら、ちゅうするね」
夫の舌が、開いたままの私の口に入ってきた。
ボーッとし始めた頭でも分かった。夫は私と涼くんのことを知っているのだ。
分かったところで何も変わらない。
私はただイクだけ。
プラプラと夫の手にぶら下がっていたのは、あの日涼くんに付けられたものによく似ていた。ガーターベルトのように見えて、股の部分にバイブを固定するような器具がついているあれだ。
「パパ…見てたの?」
「ってことは、当たりだね?」
しかし夫が持っているのは、あの時のものと少し違って、あちこちにチェーンの飾りがついていたけれど、もはやそんなことはどうでもよかった。
私がそれを着けられていたことを、知る術なんてないはずなのに…
「やめて…パパ…話を…」
夫の手にはグロテスクな形をしたバイブが握られていた。男性器を模した形の先端に透明な液体をトロリと垂らした。
ヌルッという感触。
バイブが刺され、クリトリスにも冷たい何かが当てられた。
結ばれている両手を夫の方に伸ばして懇願する。
「お願い…拓人さん。話を聞いて…」
「いいよ、聞くよ。いくらでも。」
グググ…とベルトが締められ、根元まで飲み込んでしまったままバイブを固定された。
ブ…ブ…と小さな音をさせて、私の中が震えだした。夫が更に弄ると、クリトリスまでもが震えてしまう。
「ぁ…だめ……こんな…パパ……」
「さくら、ちゅうするね」
夫の舌が、開いたままの私の口に入ってきた。
ボーッとし始めた頭でも分かった。夫は私と涼くんのことを知っているのだ。
分かったところで何も変わらない。
私はただイクだけ。