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blossom
第22章 Love21:私だけの男
夫は驚いたように合わせていた胸を離すと、私の顔を見た。
「さくら…キス……してもいいかな」
(今さら、そんなこと…)
つい笑ってしまった。
「かわいい…」
夫はそう言うと、泣きながら笑っていた。
「もう四捨五入したら四十だよ?」
「かわいいよ、ずっと好きだよ、さくらの笑った顔。初めて会った時からずっと。今も変わらずかわいい。」
返事の代わりに夫の唇に向けて顔を動かすと、夫も気づいて唇が重なった。
私の中で夫が膨らんだ。
唇を重ねただけで、こんな風に身体が反応するほど、私に焦がれているんだと感じた。
「ね…パパ。」
少し唇を離して喋りだそうとしたけれど、夫の腕が緩んでくれない。むしろ更に強く抱きしめようと力を入れた。
「嫌だよ…聞きたくない…」
夫は私の口の周りや口の中、至る所を唇や舌で愛撫した。まるでじゃれつく大型犬だ。
「…ま……聞い……ちょっ……ちが……」
意図的かどうかは分からない。もしかしたら私が動いてしまっているせいかもしれない。
ツン…ツン…と私の奥をつつくような心地よい刺激が新たに加わった。
「ん……待っ………ぁ……」
溢れてしまいそうな2人の唾液は、私の喘ぎ声ごと夫の口の中に飲み込まれていく。
駆け上がるように快感が高まってくると、言葉を奪われたまま、腰が震え始めた。
(激しいわけじゃないのに…すごい…)
込み上げてくる波の大きさでこれから訪れる絶頂の深さを予感する。
背中に回していた手は、いつの間にか夫の肩を掴んでいた。背中を反らして腕をつっぱりながら深い絶頂に落ちていった。
「さくら…キス……してもいいかな」
(今さら、そんなこと…)
つい笑ってしまった。
「かわいい…」
夫はそう言うと、泣きながら笑っていた。
「もう四捨五入したら四十だよ?」
「かわいいよ、ずっと好きだよ、さくらの笑った顔。初めて会った時からずっと。今も変わらずかわいい。」
返事の代わりに夫の唇に向けて顔を動かすと、夫も気づいて唇が重なった。
私の中で夫が膨らんだ。
唇を重ねただけで、こんな風に身体が反応するほど、私に焦がれているんだと感じた。
「ね…パパ。」
少し唇を離して喋りだそうとしたけれど、夫の腕が緩んでくれない。むしろ更に強く抱きしめようと力を入れた。
「嫌だよ…聞きたくない…」
夫は私の口の周りや口の中、至る所を唇や舌で愛撫した。まるでじゃれつく大型犬だ。
「…ま……聞い……ちょっ……ちが……」
意図的かどうかは分からない。もしかしたら私が動いてしまっているせいかもしれない。
ツン…ツン…と私の奥をつつくような心地よい刺激が新たに加わった。
「ん……待っ………ぁ……」
溢れてしまいそうな2人の唾液は、私の喘ぎ声ごと夫の口の中に飲み込まれていく。
駆け上がるように快感が高まってくると、言葉を奪われたまま、腰が震え始めた。
(激しいわけじゃないのに…すごい…)
込み上げてくる波の大きさでこれから訪れる絶頂の深さを予感する。
背中に回していた手は、いつの間にか夫の肩を掴んでいた。背中を反らして腕をつっぱりながら深い絶頂に落ちていった。