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満たされないシェアハウス
第2章 エ・ス
「なーなー」

「んー?」

「なぁってー。
ほんま酔うてもうたんか?
仕事手伝うてくれる言うたやんけ」

ん?…仕事?

遠くで
冬馬の声が…聞こえる

ヤバい
なんかちょっと酔ったかも

「アンケート
とらなあかんねんて」

そうだった
手伝う予定だった
しっかりしなきゃ

「オッケーオッケー
アンケートオッケー」

「酔うてるやろ、琴姉」

「酔ってなんかないよぉ」

「あかん。
完全に酔うてる。
2センチで酔うとか
どんだけ弱いねん。
しゃあないなぁ、よいっしょ」

そう聞こえたあと
私の身体がふわっと浮いたような気がした
けど
そのあとの記憶はない

次に気がついたのは
ベットの上で
目を開けるとそこには
冬馬がいた

「え…なに…」

「ククッ、何言うてんねん
酔っ払いが。
アンケートいくで?」

「えっ?」

「起きんでもええから答えてな?」

「あ、…うん」

私、どのくらい寝ちゃってたんだろ…
今、何時なんだろ

冬馬は
ベットの脇に腰を下ろし
紙をめくる音をさせながら
話し始めた

あぁ、そう
あの日も私は
寝ちゃってたんだ
その時も冬馬は隣にいて…

「いくで?」

「あ、うん」

私は
まだちょっと
ふわふわする頭を
一生懸命働かせながら
冬馬の
心地良い声に耳も傾けた

「ラブグッツ何個持ってる?」

「…は?」

「せやからラブグッツ、
大人のおもちゃのことや。
ローターぐらい持ってるやろ?」

「え?
と、冬馬、何言ってんの?
あっ…」

冬馬の質問に
あまりにも驚いて
身体を起こそうとすると
冬馬は
私の肩を押してそれを阻止し
そして
甘く優しい声で囁いた

「酔うてんねやろ?
そのままでええから」

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