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満たされないシェアハウス
第15章 どこまでも…

それから数週間後
お母さんの怪我も良くなり
私は
あのシェアハウスへと
戻ることになった
「辰巳ありがとね。
しばらく居たから
なんだか荷物多くなっちゃってさ」
そこで
辰巳が荷物持ちのために
実家へとやって来た
「いいけどさ
冬馬は来られないんだって?」
「そうなのよー。
冬馬くんには
ほんとお世話になってねー。
息子のあんたより
よっぽど頼りになったわよ。
冬馬くんが婿になってくれたら
いいのにねー、お父さん」
「ほんとだよ。
冬馬ならいつでも」
「だってよ、琴姉
良かったな」
「え?」
「じゃあもう決定じゃん?
誰も反対してないんだから
冬馬に婿に来て貰えば」
「ちょっと辰巳!それは」
「いーじゃんいーじゃん。
俺は定食屋継ぐ気ねーし
付き合ってんだから
もう二人結婚しちゃえば」
「え?
どーゆーこと?
どーゆーことなの琴音!
お母さんそんなこと
聞いてないけど!」
「あ、お母さんあのね
お母さんが
元気になったら
話そうってことになってたの」
「どーして早く言わないの!」
「ごめん!」
「もーーー
冬馬くんとお付き合いなんて!!」
「ごめんなさい!」
「最高じゃないのー!!!」
お母さんの怪我も良くなり
私は
あのシェアハウスへと
戻ることになった
「辰巳ありがとね。
しばらく居たから
なんだか荷物多くなっちゃってさ」
そこで
辰巳が荷物持ちのために
実家へとやって来た
「いいけどさ
冬馬は来られないんだって?」
「そうなのよー。
冬馬くんには
ほんとお世話になってねー。
息子のあんたより
よっぽど頼りになったわよ。
冬馬くんが婿になってくれたら
いいのにねー、お父さん」
「ほんとだよ。
冬馬ならいつでも」
「だってよ、琴姉
良かったな」
「え?」
「じゃあもう決定じゃん?
誰も反対してないんだから
冬馬に婿に来て貰えば」
「ちょっと辰巳!それは」
「いーじゃんいーじゃん。
俺は定食屋継ぐ気ねーし
付き合ってんだから
もう二人結婚しちゃえば」
「え?
どーゆーこと?
どーゆーことなの琴音!
お母さんそんなこと
聞いてないけど!」
「あ、お母さんあのね
お母さんが
元気になったら
話そうってことになってたの」
「どーして早く言わないの!」
「ごめん!」
「もーーー
冬馬くんとお付き合いなんて!!」
「ごめんなさい!」
「最高じゃないのー!!!」

