この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
満たされないシェアハウス
第3章 ス・キ
「ククッ、まぁええわ。
おもちゃ使うたことない琴姉には
まだ早いかもしれへんけど
大きいのは中入れ用や。
こんなんじゃ
物足りひんやろ?」

冬馬はそう言いながら
小さい方のローターを
私に見せた

「こんなん
俺の子供ん時くらいやで」

そして次は
大きい方を見せ
「今はコレより大きいけどな」
と、おどけた

多分
私が黙ったままだからだろう

「冬馬…」

「笑うとこやで?」

「そうだけど…」

「試してみる?」

「え?」

「手伝うてやるから
試してみいひん?」

た、試す?!
驚いて振り向くと
頬が触れてしまいそうなほど
冬馬は近くにいて
「ご、ごめん…」
焦ってまた前を向くと
カチッという音と共に
ブーーーンと
先週聞いた
おもちゃの音が耳に届いた

「冬馬」

どうしよう
仕事に誇りを持ってる冬馬に
『おもちゃはいらない』
なんて言えない

「ん?」

それなら
『自分でするから大丈夫』
と言えばいい

でもそれを言ってしまったら
冬馬は
私の側から離れてしまう

「冬馬…」

そんなの嫌

このまま
冬馬に抱きしめられていたい


冬馬のこと
好きになってる…

「大丈夫や。
俺、見んようにするし」

冬馬はそう囁きながら
私が『うん』って言ってないのに
ローターで
私の太腿をなぞり始めた

「こないだのこと
ほんまは覚えてんねやろ?」

あぁ…
冬馬の声が
ゾクゾクするほど
身体に響く

「気持ち良かったやろ?」

「…ん…」

「初心者には
あれとか今日のが
ちょうどええねん」

あっ…
冬馬が動かしてるローターが
横座りしてる
私の内腿へと動いた

あぁ…気持ちいい

冬馬の暖かい胸元
耳に届く息遣い
喋るたびに響く声が
たまらない

「感想聞かせて欲しいんや。
ええやろ?」

そう
そうよね
これは冬馬のため
辰己の大切な幼馴染の
仕事を助けるため
ただのモニターでもいい

「…うん…」

だから冬馬
お願い
私から離れないで…

「ありがとうな
…琴姉」

冬馬はそう言うと
一瞬
私の耳に頬をくっつけ
そしてまた
甘い声で囁いた

「膝立てて
俺にもたれかかれる?
…そう
それで
もう脱力しててええからな?」

「…ん…」
/203ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ