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満たされないシェアハウス
第3章 ス・キ
足がお布団に入ってるだけだから
正直少し寒いけど

「ちょっと寒いやろ」

「……」

あまりにも優しい冬馬の声に
即答できないでいると
冬馬は
私の後ろに座り直し
私の背中に
ピタリと胸元をくっつけた

や、やだ
ドキドキしちゃう
てゆーか
こんなことしていいの?
これって
どうなの?

でも……

離れたくないほど
気持ちよくて
このまま抱きしめて欲しいほど
あたし…
きゅんとしてる

えっ…あたし
冬馬のこと…

「あ、せや」

冬馬が喋ると
声の振動が背中に伝わる…
その振動を
もっと感じたくて
私はそっと目を閉じた

「ちゃんと説明せんままやったな」

なにを?

「コレ、ちゃんと枕元に
置いてくれてたんや。
ありがとうな」

それって
もしかして…

慌てて目を開けると
冬馬は
枕元に置いたままにしていた
おもちゃを手に乗せていた

や、やだ
使ってないよ!
ただ置いてただけで!

「や、そういうつもりじゃなくて
どうすればいいか分からなくて
ココに置いただけで」

「やっぱり」

「え?」

「琴姉は慣れてないみたいやったから
説明せんとあかん思うててん。
これがスイッチでな
あ、暗いよな、電気つけるか?」

「い、いいいい
電気つけないで」

「見えるか?」

「はっきり見えるの
なんか…恥ずかしいから…」

「……琴姉」

「な、なによ」

「可愛らしいこと言うやんけ」

「か、からかってんの?」

「いや…
ほな、ぼんやり見ときや?
こっちが小さいやつで
こっちが大きいやつのスイッチや」

私の後ろに座ってる冬馬は
私の目の前まで両手を回し
おもちゃの説明を
始めてしまった

「う、うん」

あ…
私、冬馬に抱きしめられてるみたい…

「ローターが二つあるから
二台もってのうても
同時に二箇所攻められんねん」

目の前で
エッチなおもちゃを触りながら
冬馬の喋る声が
私の耳をくすぐる

「攻める場所はまぁ…
てゆーか琴姉
なんで大きいのと小さいのが
ついてんのかわかるか?」

な、なんとなく分かる
けどそんなの
言葉にできるわけないじゃない

「……」
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