この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
満たされないシェアハウス
第1章 パンドラ

冬馬は
海外に行く時使うトランクの中でも
一番大きいくらいのトランクを持ってて
それと共に
私の部屋へあがろうとしている
「まぁまぁ
わけはゆっくり話すんで
とりあえず上がってええかな?
荷物重かって
疲れてんねーん」
相変わらず
甘え上手な奴
変わってないなぁ
「まぁそうね
辰己ももうすぐ来るし
とりあえず」
「やったー!
お邪魔しまーす。
おぉ!
なかなかええやんこの部屋」
冬馬は
トランクを玄関の中へ置くと
トランクを置き去りにしたまま
部屋の中に入り
ウロウロと探検をはじめた
「ちょっと
勝手にウロウロしないでよ〜。
ほんと
そーゆーとこも
変わってないんだから」
そう
久しぶりなのに
久しぶりな気がしない
多分
冬馬のやってることが
冬馬の子供の頃と
全く変わってないからだ
冬馬は
近所に住んでた
辰己の幼馴染
冬馬が小一で
転校してきた時からの付き合いだ
冬馬は
よく家に遊びに来てたし
よく遊んだ…いやいやいや
遊んでやったというか
面倒みてやったというか
まぁ半分姉弟みたいな感じだった
私が
大学進学で家を出るまでは
「ここやな?」
「何が?」
「俺の部屋」
「は?」
冬馬は
先月まで一緒に住んでいた
親友の部屋を指さした
「何ふざけたこと言ってんの。
そこは辰己の部屋になんの。
それにしても辰己遅いわねー。
ちょっと電話してみよ。
あ、何?
あんた、辰己と約束してんの?」
「約束っちゅーか
なんちゅーか…
あ、とにかくあれや
辰己はけぇへんで」
「え?」
「この部屋に住む権利
俺がもろたから」
海外に行く時使うトランクの中でも
一番大きいくらいのトランクを持ってて
それと共に
私の部屋へあがろうとしている
「まぁまぁ
わけはゆっくり話すんで
とりあえず上がってええかな?
荷物重かって
疲れてんねーん」
相変わらず
甘え上手な奴
変わってないなぁ
「まぁそうね
辰己ももうすぐ来るし
とりあえず」
「やったー!
お邪魔しまーす。
おぉ!
なかなかええやんこの部屋」
冬馬は
トランクを玄関の中へ置くと
トランクを置き去りにしたまま
部屋の中に入り
ウロウロと探検をはじめた
「ちょっと
勝手にウロウロしないでよ〜。
ほんと
そーゆーとこも
変わってないんだから」
そう
久しぶりなのに
久しぶりな気がしない
多分
冬馬のやってることが
冬馬の子供の頃と
全く変わってないからだ
冬馬は
近所に住んでた
辰己の幼馴染
冬馬が小一で
転校してきた時からの付き合いだ
冬馬は
よく家に遊びに来てたし
よく遊んだ…いやいやいや
遊んでやったというか
面倒みてやったというか
まぁ半分姉弟みたいな感じだった
私が
大学進学で家を出るまでは
「ここやな?」
「何が?」
「俺の部屋」
「は?」
冬馬は
先月まで一緒に住んでいた
親友の部屋を指さした
「何ふざけたこと言ってんの。
そこは辰己の部屋になんの。
それにしても辰己遅いわねー。
ちょっと電話してみよ。
あ、何?
あんた、辰己と約束してんの?」
「約束っちゅーか
なんちゅーか…
あ、とにかくあれや
辰己はけぇへんで」
「え?」
「この部屋に住む権利
俺がもろたから」

