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満たされないシェアハウス
第6章 ワ・ケ
というわけで
冬馬が出て行くことは無くなったものの
モニターという協力体制は
ひとまず中止することに
なってしまった

添い寝してもらえないのは
悲しいけど仕方がない

あの話の流れで
「やっぱモニター続けたい」
とは
言えなかったからだ

少し
オモチャに依存し始めてるのも
正直
自分でも気がついてて
ちょっと怖かったし

「ほな、とりあえず仲直りやな?」

「うん」

「あー…せっかくやし
もっと話ししよや。
なんか聞きたいことない?
明日休みやろ?」

「うん」

「俺も休みやから」

「そう…だね。
じゃあ、とりあえず
コーヒーでも淹れるね。
お酒の入ってないやつ」

「ククッ、せやな」

それから冬馬は部屋着に着替え
私はコーヒーを入れて
また二人で
こたつに足を入れた

テレビもついてなくて
音楽も流れてなくて
…とても静か

でも
それをなんとも思わないし
心地いい
だからこそ思う
冬馬とは
家族みたいな関係なんだなって

「ねぇ冬馬」

「ん?」

「ずっと気になってたんだけど」

「うん」

「どうして今の仕事
することにしたの?」

そう
私はずっと気になってた
どうしてラブグッツなのか

「あー…実はな
その仕事はサイドビジネスやねん」

「え?」

「知り合いに頼まれて
短期のバイトっちゅうか…。
せやから本業終わってから
そっちの仕事してんねん」

「だから帰りが遅いの?」

「せやねん」

「そんなに働いて
身体、大丈夫なの?」

「正直しんどいけど
あと一か月で終わりやし
手伝いたいねん、その仕事」

どうして
そんなしてまで…

「なんでって思うよな?」

「あ…うん」

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