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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第7章  ネイキッドドール
 小林は、中指に付いた愛液を、優夏の耳に塗り付けてきた。
「えっ!?」
 不安に駆られる優夏。
 小林は、優夏の肩から顔を出し、愛液の付いた耳を舐め始めた。
♪クチャッ…クチュッ…
 卑猥な音が鼓膜に響き、優夏の背筋に寒気が走る。
「ぁぁぁ…ゃめてぇぇ…」
 大嫌いな上司の変態行為に、優夏は恐怖を覚えるのだった。
 … 
 耳を舐め終えると、小林は優夏から離れた。
 背後に小林の気配を感じながら、優夏は考えていた。
 “いつ、大声で叫べばいいの…”
 常に小林が近くにいる為、声を上げれば、すぐに口を塞がれるのは確実。
 少しでも、小林と距離がとれないものかと考える優夏。
 その時だった。
♪パサッ
 優夏が手を突く机に、白い布のようなものが飛んできた。
「んっ!」
 机に視線を落す優夏。
 白い布の正体は、男物のワイシャツだった。
「えっ!」
 つまり、小林が着ていた物であると判断できる。
♪パサッ
 続いてインナーシャツが、優夏の右手に引っかかって止まった。
♪カチャッ..カチャッ..
 そして背後から、軽い金属音が聞こえてきた。
 小林がズボンのベルトを外しているのだと、想像できる。
 “うそっ…やばい…”
 身の危険を感じ、優夏の顔が蒼ざめていく。
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