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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第12章  サブミッション
 …
 水谷が入室してから、3分が経過。
 息をひそめて、話を聞く優夏。
 水谷が担当するイベントは、問題なく話は進んでいるようだ。

 報告を終えた水谷に対し、小林は帰宅を促す。
「休日なしの連勤で疲れているだろ。今日は上りなさい」
「はいっ!ありがとうございますっ」
 水谷は嬉しそうに答え、ドアへと歩を進める。
 そして、ドアノブを掴んだところで振り返った。
「あのっ...そういえば、小栗さんの姿が見えないんですけど?」
 “えっ!!”
 ギクリとする優夏。
 だが小林は、慌てる様子もなく答える。
「ああ、小栗君なら今おつかいに行ってるよ」
「そうですか。僕だけ先に上がっていいんですか?」
「ああ、構わんよ」
「では、お言葉に甘えて...」
 そう言って水谷は、退室して行った。
 …
 水谷が退室すると、すぐに小林は立上り、ブラインド前に置かれたソファに移動した。
 そして、優夏を呼びつける。
 机の下に隠れる優夏の目の前の床には、小林の脱いだズボンが置かれたまま。
 優夏は、そのズボンをよけて机の下から出ると、すぐに小林の元へと向かった。 
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