この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第5章  催眠術ショー
 …
 首も動かせない優夏は、正面を見ることしか出来ないでいた。
 そんな優夏に対し、珍斉は更に暗示をかけていく。

 ひじ掛けに置かれた、優夏の右手を取る珍斉。
 そして、人差し指を握って伸ばした。
『貴女のこの指は、真実を伝えるために動きます』
「はっ?…なに?」
 不安に駆られる優夏。
 すると突然、珍斉の質問が始まる。
『貴女の年齢は?』
「えっ?あの…」
『ああ、言ったでしょう。口で答えなくていいです』
 そう言うと珍斉は、握っていた優夏の右手人差し指を離した。
「んっ!?えっ!」
 珍斉が離した優夏の右手は、勝手に卓上へと動いていく。
「なっ、なに?」
 自分の意志とは関係なく動く、優夏の右手。
 “えぇぇぇ…どういうこと?”
 信じられない出来事に、優夏は驚きを隠せなかった。

 優夏の右手人差し指は、卓上にある1枚のトランプカードを指した。
 そのカードは、❝ 2 ❞。
 そして優夏の右手は、一度上に動き、再び ❝ 2 ❞を指した。
『なるほど、22歳ってことですね』
「………」
 あり得ない現実に、優夏は言葉を失った。

 そして、珍斉の質問は続く。
 身長は?
 ❝1❞ ❝6❞ ❝7❞
 スリーサイズは?
 ❝8❞ ❝7❞ ー ❝5❞ ❝9❞ ー ❝8❞ ❝9❞
 卓上の様子は、大きなスクリーンに映し出されていく。

 こうして優夏のボディサイズは、会場にいる全員に周知されたのだった。
/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ