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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第5章  催眠術ショー
 …
 クラシック音楽には不釣合いな、優夏の腰振りダンスは続いていた。

 自分の意志とは関係なく、繰り返されるピストン運動。
 留まることなく続く快感に、優夏はドップリと浸っていた。
「あっ…ぁぁ…あっ…ぁぁ…」
 腰の動きに合わせ、緩んだ唇から漏れる喘ぎ声。
 “はぁ~、気持ちいい…”
 優夏は目尻を下げ、甘美の笑みを零す。

 そんな優夏の痴態を、内山のカメラは捉え続けていた。
 トロ顔で喘ぐ表情。
 腰の動きに合わせて揺れる、形の良い大きな乳房。
 その乳房を覆う布を押し上げて主張する、勃起した乳首の存在。
 いやらしく、前後に動き続ける腰。
 溢れ出た愛液により、激しく濡れた水着の股間部分。
 それら全てが順繰りと、スクリーンに映し出されていく。

 観客達の中にも、優夏の痴態をスマホで撮り始める者が現れていた。
 そんな観客達のために、珍斉は回転台のスイッチを入れる。
♪ウイーーーン
 回転台が動き出すと、客席が騒めき始める。
 すると、スマホで撮影をする者が、続々と増えていく。

 優夏の体が後ろを向いたところで、回転台は止まった。
 これまで見えなかった水着美女の後姿に、熱い視線が集まる。
 尻肉を覆う布は、繰り返されるピストン運動のせいで、尻の割れ目に喰い込んでいた。
 いやらしく前後する生尻の動きに、股間を膨らませる男達。
 男達は無言で、その官能的な姿をスマホに撮り溜めていく。

 尻フェチへのサービスタイムは1分ほど続き、回転台は動き出した。
♪ウイーーーン
 再び、優夏の体が正面を向いたところで、回転台は止まった。
 すると内山のカメラは、恍惚の表情を浮かべる優夏の顔を捉える。
 そして、スクリーンに大きく映し出された。

 その表情を見た全員が、クライマックス目前だと確信した。
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