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好きと依存は紙一重
第5章 好きと依存は紙一重
 連は未亜の手を離すと、細く白い未亜の腹に口づけをする。男性経験が豊富な未亜だが、おなかを愛撫する男性はあまりいなかった。不慣れな快楽はくすぐったさも伴う。
「んぅ、ふ、ふふっ……く、くすぐった、あんっ……」
「感じるかくすぐったがるか、どっちかにしとぉくれやす」
 苦笑して言いながら、未亜の太ももを指先で撫であげる。未亜はそれだけで期待してしまい、蜜壺からとぷりと愛液を零してしまう。それを知ってか知らずか、連は未亜の太ももを指先で往復する。

「……っ、それ、わざと?」
「さて、なんのことやろう?」
 指を這わせたまま、皆目見当もつかぬと小首をかしげる。そんな連が、少し恨めしい。
 いつのも未亜なら自分から足を開き、恥じらいもなくオネダリをしてみせるが、好きと自覚してからは今までなかった羞恥が勝ってしまい、足を開くことすらできない。

「れ、連……、もう……」
 泣き濡れた声で名前を呼ぶと、連は吹き出すように笑った。
「ねぇ、連。こういう時は優しくするものだよ?」
「そうしたいんどすけど、今日の未亜、今までで1番可愛いさかい、どうしてもいじめとうなってまうんどす」
 連は堪忍なと笑い、太ももにキスを落とすとゆっくり足を開かせた。未亜が足を閉じられないようにと足の間に入り、陰唇をそっと広げる。
 大事なところが外気に触れ、連の目前に晒されていると考えるだけで、ヴァギナがしとどに濡れていく。

「こないに濡らして、それだけ感じてくれてるんどすなぁ。ますます愛おしい……」
 うっとりとした声で言われ、恥ずかしさのあまり枕で顔を覆うが、枕はすぐに没収されてしまった。
「あ……、返して」
「あかん。未亜がうちに愛されて感じるとこ、ちゃんと見せとぉくれやす」
 連は未亜の手が届かないようにと枕を投げ捨てると、薄い茂みに顔を埋めた。最も感じるクリトリスを口に含まれ、唾液まみれにされながら舌で転がされていく。強すぎる刺激に、下半身がじんじん熱くなり、逃げようと身を捩らせる。
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