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馨の彼女なんてならない!
第2章 いらない再会

はぁー、これで全部終わってしまったんだ。
何年も憧れてた馨がついに私の隣にいてくれる
機会はもう、2度と来ない。
こんな拗ねてしまう女なんか嫌いになって
当たり前だわ。
呆れて当然かもね。
ばさっ…
「はい、これ。」
目を疑った。
「な、な、…っ!なんで戻ってきたの?
腹立ったはずだよ?今の私の言い方。」
「うん、
すごくムカついた。
俺のことまで無かったことにしようとしたから。
っていうかずっと欲しかったんだろ?これ。」
「…違う」
「はぁ?違うのかよ!
ランチの時に後つけたら眺めてたから。
てっきり欲しいのかったと思って…」
鉢植えにはいったミモザの花だった。
「何で今なの…笑える…」
私が見てて欲しかったのは
その隣にあったライラックの花もあった
あのフラワーボックスだったの!
「ん?違ったんだよな?新しいの買いにいこ!」
馨は恥ずかしそうにしている。
そこが可愛く見えた。
「もういいよ、いいから…ふふっ…どっからそんな
考えだったのか笑える…」
「なっ…何だよ。悪かったな!」
照れくさそうだ。
「まー、貰っとくわ。せっかくだし。
ありがとう。」
そう言って馨は
ちょっと怒りながら私を家の前まで送ってくれた。
何年も憧れてた馨がついに私の隣にいてくれる
機会はもう、2度と来ない。
こんな拗ねてしまう女なんか嫌いになって
当たり前だわ。
呆れて当然かもね。
ばさっ…
「はい、これ。」
目を疑った。
「な、な、…っ!なんで戻ってきたの?
腹立ったはずだよ?今の私の言い方。」
「うん、
すごくムカついた。
俺のことまで無かったことにしようとしたから。
っていうかずっと欲しかったんだろ?これ。」
「…違う」
「はぁ?違うのかよ!
ランチの時に後つけたら眺めてたから。
てっきり欲しいのかったと思って…」
鉢植えにはいったミモザの花だった。
「何で今なの…笑える…」
私が見てて欲しかったのは
その隣にあったライラックの花もあった
あのフラワーボックスだったの!
「ん?違ったんだよな?新しいの買いにいこ!」
馨は恥ずかしそうにしている。
そこが可愛く見えた。
「もういいよ、いいから…ふふっ…どっからそんな
考えだったのか笑える…」
「なっ…何だよ。悪かったな!」
照れくさそうだ。
「まー、貰っとくわ。せっかくだし。
ありがとう。」
そう言って馨は
ちょっと怒りながら私を家の前まで送ってくれた。

