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馨の彼女なんてならない!
第4章 相談事
見知らぬ携帯番号から着信が鳴り響く。

馨かも…携帯の充電も少ないしほおっておこう。

瑠璃から懐かしいメンバーで飲もうって誘われて

女子グループだけと聞いてたから来てみたら

男子も数人いた。

見えてきたテーブル席から手を降ってる瑠璃。

「三玲~懐かしいでしょ?馨だよ」


えっえーー…。

こちらは全然久しぶりでは ありませんが。

「…久しぶり江坂さん」

馨の営業スマイルだな。居心地わるいわ。

この爽やか~な表面笑顔に女子は

心を持っていかれたんだ、

「久しぶり。」

久しぶりどころか最近会ったばっかりです。

やっぱり 会ってないフリが一番よね?

友達と元カレが寝たなんてばれたら

最悪だわ。
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