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先輩の彼女を調教してやった
第38章 通勤電車で
広美は早く終わらしたいと思っていたキスだったが、次第に積極的に舌を絡めて気持ち良さを求めはじめてしまう。

(はんっ、これだめ)
(胸の気持ち良さと舌から来る刺激が混ざっちゃて、頭ボーとしちゃうよ)
(あっ、もっと気持ち良くなりたい…)

クチュクチュ
ジュルン、チュパン

二人の口からは水気を帯びたイヤらしい音が部屋に鳴り響く。

広美は太田に揉まれていない反対側の胸を、体を斜めにするようにして太田の体に押し付ける。

太田は広美のその動きに気がつき、胸を揉んでいる反対側の手で背中をポンポンと叩き、キスを終わりにする合図を送った。

しかし広美はその合図を無視してキスを続ける。

(ふっ、広美ちゃん欲情しちゃったみたいだな)

太田は心の中で笑い、強制的に口を離し、広美とのキスを終わりにした。

「はう、ふぅ、ハァハァハァ」
「あっ、あんっ」

広美の顔は赤らみ、口元はヨダレだらけで、イヤらしい表情になっていた。

「広美ちゃん、終わりにしていいぞ」
「ほらっ、遅刻するから早く会社いこうぜ」

広美は太田の言葉にハッとしたように口元を手で拭った。

「あっ、あぁ、そうですね、早く会社行かなきゃですね」

どこか物足りなさそうな表情で広美は太田から離れ、会社に向かう準備をする。

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