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先輩の彼女を調教してやった
第39章 火照った広美の体
昼休みの5分前になると、広美はソワソワしていた。
そして昼を知らせる社内チャイムが鳴る。
広美は同時にトイレに向かい、鏡の前で身だしなみを整え始めた。

鏡を見ながら、手で髪の毛を整え、顔を一通りチェックしおかしな所が無いか確認した。
そして太田が待つ場所に急いで向かった。
既に太田は待っており、遠くに見つけた広美に手を振る。

「す、すみません、待ちましたか?」

少し息を切らした広美が太田の元に駆け寄り話しかける。

「太田さん食べるもの決めちゃってますか?」
「もし決めてなかったら、私美味しいパスタ屋知ってるので、そこに行きませんか」

広美は立て続けに太田に話をした。
太田は広美の提案を受け入れ、パスタ屋に向かう事にした。
パスタに着くと昼時ということもあり、三組ほど店の前に並んでいた。

「あちゃー、やっぱり混んでるかー」
「ここのパスタ屋人気なんですよ」
「味は私が保証しますので、期待してくださいね」

広美は明るく楽しそうに太田にそう話す。

「でね、今日パソコンが動かなくなっちゃって、私大変だったんですよ」
「しかも作りかけの資料が全部消えてしまって」
「その瞬間、私叫んじゃって、周りが驚いてました、あははっ」

広美は途切れる事なく太田に話を続けた。
太田も広美の話に笑いながらウンウンとうなずいて聞いていた。

「あっ、やっと入れるみたいですよ、私もうお腹ペコペコですよ」

広美はお腹を押さえ、大袈裟なリアクションをとり、二人でまた楽しそうに笑った。

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