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第52章 広美が決めた事

(広美は一体どうしたんだ？
なんでこんなに積極的なんだよ。
俺の知ってる広美はこんな女の子じゃないぞ。
もっと恥ずかしがり屋のはずなのに…。
しかも俺達はこんなに激しいキスは今までしたことないぞ。
これじゃあ、まるで風俗嬢じゃないかよ)

健治は広美に舌を舐め回されボーしながらも、自分の知らない広美に悲しい気持ちになっていた。

いつも笑顔でお茶目な可愛い広美。
健治のそんな広美へのイメージは崩れ始める。

しかし健治も当然男だ。
広美のキスと柔らかい胸の感触に徐々に性的興奮が高まっていく。

(あー、ダメだ！興奮して考えられない)

既に健治のイチモツはパンツの中で完全に勃起をしていた。

広美は健治の口から離れた。
健治は名残惜しそうに広美の口を追う。
しかし広美の唇は遠く離れ届かなかった。

「あっ」

健治は小さく声を上げたが、広美はニコリと笑顔を作り健治に話しかけた。