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第52章 広美が決めた事

広美は戸惑っている健治の右手を取り、自分の胸へと誘導した。

「ねぇ、触って」

健治は広美の柔らかい胸の感触に、オスとしての本能なのか広美の胸を揉み始めた。

「あっ、あんっ、きもちいい、あん、もっと」

喘ぎ声を上げた広美は再び健治に口を近づけキスをしようとする。
それに気がついた健治は迷いながらも、そのキスを受け入れ広美と唇を重ねた。

「ふっ、うん、んっ」

甘い声を上げた広美は舌を器用に使い、健治の口をこじ開け無理やり舌を侵入させた。
そして健治の舌を探し当てると、自分の舌を絡め始めた。

クチュクチュと唾液が混じり会う卑猥な音が鳴り出す。

健治は激しい広美のキスに頭がボーとしていく。
キスに集中するあまり、広美の胸を揉んでいる手が時折止まるが、その都度広美は健治の手に自分の手を添えて、止まった胸への愛撫を再開させた。

「ふんっ、ん、んっ、あんっ、あ」